【R6S】野良連合における貴族さん・れいちる選手の偉大さ【レインボーシックスシージ】

野良連合がSix Invitational予選を突破し本戦に駒を進めてくれましたね。おめでとうございます!

特に国境の危なげない試合運びは見ていてとても気持ちが良かったです。

観戦カメラが完全にファンボーイと化したWokka選手の撃ち合いの強さ、ともぞうさんのTZBZ・KSK・いぶし銀など見所しかない3日間のグループステージでしたが、

何よりも印象に残ったのはラウンド間に行われた↑→↑→ダンスでしょう。

これには各国のキャスターも爆笑、コメント欄も大盛り上がりでした。

僕も含め全く世代ではないであろう日本のシージファンも「工藤静香!工藤静香!」言いまくってましたからね。

海外チームも真似してLダンス!なんてやってたりしましたが、やはり際立っていたのは貴族さんとれいちる選手だったと思います。

今回はそんな2人にスポットを当てたお話です。

 

団体競技においての雰囲気作りの大切さ

団体スポーツにおいてチームの雰囲気というのは外から見ているよりもずっと大きなものがあります。

圧倒的な力・技術を以てしても、ちょっとしたメンタルの綻びからチームが崩壊するなんてことは珍しくありません。

野良連合のオーナーであり、コーチでもある貴族さんは元々ガチでスポーツをやっていたそうなので、勿論こういったことも分かっているでしょう。

なんかちょっと上から目線になっているようで申し訳ないのですが、この記事を書こうと思い立ったのは先に言ったダンスなどを「煽り・挑発」だと捉えてしまう人がいるからです。

「そんなやつほっとけ」と言われればそれまでですが、同じ日本人として純粋に日本チームを応援したいじゃないですか。

僕としてはサッカーのゴールパフォーマンスだったり、バレーボールの円陣のようなもので煽りと捉える要素は何一つないと思うのですが、スポーツをやっていなかったり武道経験者なんかは煽りのように感じてしまうのかもしれませんね。

煽りかどうかは相手のチーム・ファンが判断するものだと思うし、まして相手のチームも真似してやるような行為を日本のファンが否定する必要は微塵もないと思います。


スポーツ経験者なら何かしら自分のルーティンを持っていると思います。

イチロー選手だったり五郎丸選手が有名な例ですね。

これらは始動前のルーティンですが、プレイが終わった後も体を動かして喜びを表現するというのは効果があります。

良いプレイが出たら自然とガッツポーズがでるし、仲間のファインプレイにはハイタッチがしたくなるのが普通です。

人間の脳は単純ですから、こういったアクションを起こすことで成功体験が刷り込まれていきます。

それを今回のダンスのような形でチーム全員が同じアクションを取るというのは科学的にも理にかなっているんじゃないかなと。(知らんけど)

ことシージというゲームに関しては普通のスポーツよりも情報を口で伝えることが多いので、こうやって雰囲気を作っていくことは何よりも大切だと思います。

 

親しみやすいコーチとムードメーカーの存在

僕はスポーツをやっていた頃、ちょっとしたミスで全員集めて2時間説教みたいな人も、練習はめちゃめちゃキツイけど同じメニューをコーチ自ら一緒にやるみたいな人も経験しました。

だれが見ても後者の方がいい指導者だというのは明らかですが、なかなかこういう人間はいません。

チームを盛り上げるにしても「声出せよ!」みたいな人が大半ですからね。

その点貴族さんはコーチとして自らが先頭に立ってチームを盛り上げていきますから物凄いですよ笑。

僕は選手ではないので普段の環境は分かりませんが、少なくとも大会という勝利が全てのシーンであれだけのことができる人間はそうそういないと思います。

信じられないかもしれませんが、普段偉そうにしている監督が大会になったら選手以上に緊張しているなんてこともあるんですよ。

貴族さんのようなコーチが後ろにいたら選手としては心強いでしょうし、なによりやりやすいんじゃないでしょうかね。

またムードメーカーの存在も大会というシーンでは非常に大切です。

練習や練習試合ではミスが起きたらしっかり言い合うのがレベルアップのためには必要不可欠ですが、大会は違います。

ミスを切り替えられずに引きずっていたら一瞬で終わってしまいますからね。

僕がEスポーツを見ていて一番思うのは負けたラウンド後の選手の表情が暗すぎないか?ということなんですが、

普通のスポーツに比べて明らかにお通夜状態になっていることが多い気がします。(ごはんはいつも何か言ってるけどね)

かつて常笑軍団といって甲子園を沸かせたチームがありましたが、あれくらい楽しそうにやってくれたらなぁなんて僕は勝手に期待しています。

もちろんプロとアマの違いはありますけどね。

選手が楽しそうにやってると見てる方も楽しいです。

だからラウンド毎に聞こえてくるれいちる選手の雄叫びは非常に胸に来るものがありました。(喉は大切にしてください。)

 

まとめ

僕はプロスポーツ選手でもなければ脳科学研究者でもありませんが、割としっかりスポーツをやってきた身としてチームの雰囲気の大切さというのは人よりも分かっているつもりです。

それを「うるさい・うざい・調子に乗ってる」などと解釈してしまう人がいることが何よりも悲しいです。

そういうコメントに反応してしまうとまた荒れてしまうので、こういった形で記事にしました。

本戦でまた嵐を起こしてくれることを期待しています。頑張れ!野良連合!

 

 

2 Comments

匿名

共感です、
ふざけてるだとかそういう意味合いで解釈されるのは見ていてもいい気分ではありませんし、言ってる本人がその場にいるわけでもないのにどの口が言っているんだとは思います。
日本という国柄もありますけど今はメジャーになったスポーツでさえ失敗してしまった時などに笑ってメンタルを保とうとする事に対して批判が相次いでいたのを覚えています。精神衛生上笑ってナーバスにならないのは勝負があるスポーツではものすごく重要で結果に出てきます。
そういう理解、知識がない為そのような言葉が人々から出てくるのだと思います。
それにまだスポーツ自体も先進国からしたら技術はあるかもしれませんが理解や支援は発展途上にあると思います。なので日本人が批判的なE-sportsに対してメジャーなスポーツでさえも理解が出来ていないので心無い言葉が出てくるんだろうなと思ったところです。
長文失礼しました

you

ご返信、そして理解のあるお言葉ありがとうございます。ゲームという特性上どうしても年齢層が低くなるのは仕方がありませんが、コメント主様のような良識のある方が増えることを祈るばかりです。

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