絶えず人 いこふ夏野の 石一つ
ヨルシカの「ただ君に晴れ」という曲にも引用されている、正岡子規の俳句です。
僕は平成最後の「エモ」はヨルシカというn-bunaさんが作り上げるただ一つの作品だと思うんですが、
江戸時代の「エモ」は俳句だったのではないでしょうか。
江戸(えど)は、東京の旧称であり、1603年から1867年まで江戸幕府が置かれていた都市である。
現在の東京都区部に位置し、その前身及び原型に当たる。
ということで今回はFinal mouse Air58 Ninjaのレビューをします。
Final mouse Air58 Ninja
皆様ご存知かとは思いますが、このマウスは世界的なストリーマー「Ninja」とアメリカの「Final mouse」社のコラボマウスです。
Ninjaはもちろんのこと、フォートナイトの有名プレイヤー「Tfue」もこのマウスを使用しているので日本での認知度も非常に高いですね。
そんなファイナルマウスをふもっふのおみせ様が日本での発売にこぎつけてくれたわけです。圧倒的感謝…!
開封
こんな感じのおしゃれな箱に入ってきます。
デザインも日本がリスペクトされていてうれしい限りですね。
ちなみに僕はCherry Blossom Blueの方を購入しました。
発売された瞬間に獲物を狙うハイエナの如く決死の思いで購入ボタンを押したんですが、発売から1週間経った今でも在庫があるようです。
さすがふもっふ様はスバラシイデス!
Cherry Blossom Redの方は結構早めに売り切れてしまったようですが。
みんな赤が好きなんだね。
集合体恐怖症の方はお気を付けください
まず目に入るのが蜂の巣のような特徴的なボディ。
ハニカム構造のマウスとして特許も取ってあるみたいです。
僕としては斬新で結構好きなデザインですね。
ではここからファイナルマウスを実際に使ってみて良かったところ、ちょっと微妙だな~ってところをまとめていきます。
良かった点
とにかく軽い!脅威の58g!
とりあえずここに触れなければこのマウスは始まりませんね。
みんな言ってることですがまあとにかく軽いです。
G pro wirelessが出た時も「かっる!!!」って言ってましたが、今回はもっと軽いです。
しかし58gと言われてもピンと来ない方もいますよね。
そこで最近流行りのスマブラを用いて、マウスの重量を分かりやすく表現しました。
いかがでしょうか。
名付けて「ゲーミングマウス重量早見表」
全て僕自身が購入して使用したことのあるマウスを使っています。決してデタラメは言っていないはずです。
思ったよりも持ちやすかった
正直な話、僕このファイナルマウスをなめてかかってたんですよ。
事前情報もレビューもあまりなかったので画像だけ見て「持ちにくそうだな~」とか勝手に思ってました。
ところがどっこい。
このマウス意外と大きくて持ちやすいんですよ。僕は被せ持ちです。
分かりにくいとは思いますが、手元にあったマウスとの比較画像です。
左からAir58、EC2-B、G pro wireless、G703です。
Air58のサイズが「128 × 60 × 40mm」となっているので数字的にはEC2-Bとほとんど変わらないんですが、実際に持ってみると僕は大きく感じました。
ただマウスの高さは結構低めなので非常に持ちやすいと思います。
サイドボタンがガチで押しやすい
僕はこのAir58でゲーミングマウスが7個目になったんですがサイドボタンの押しやすさはこのマウスがずば抜けています。
カチっというクリック感が最高。
僕も最初に画像だけ見たときは「サイドボタン小っちゃくね?」と思いましたが、いざ使ってみるとベストポジション。ベスポジでした。
全部のマウスのサイドボタンをこれにしたい!というくらいには気に入ったポイントです。
ホイールに俳句が書かれている
まあこのマウスを買った人の大半はこれが目的でしょう。
そう、このマウスホイール部分に俳句が書かれているんです。
冒頭でいきなり俳句の話をぶっこんだのはそのためです。
決して僕がただひとえにヨルシカ並びにn-bunaさんを普及したいがためだけではないのです。
こんな感じで。
8種類の俳句があってその中からランダムに一つが送られてくるというドキドキ要素があるんですよ。(土器土器って縄文時代じゃないんだからチャンチョ~)
ランダムですから8つマウスを買ってもコンプリートできるかは分かりません。
きっとコレクターの方は今頃沼にはまっていることでしょう。
ちなみに僕のマウスには「山門の 大雨だれや 夏の月」という小林一茶の俳句が書かれていました。
夕立が降った後しばらくの間、大きな山門の屋根からは大雨だれが途切れずに降ってくる。その水たまりを夏の月が煌々と照らして、涼しさが伝ってくるようだ 翁の独り言!
という意味だそうです。
エモいわ~~~
僕は高校時代、課題であった百人一首を一つも覚えなかったような人間ですが、今となってはもう全てがエモく見えてしまいます。
高校生の方はね、ぜひ受験でしか使わない英語なんてやめて、国語を勉強してくださいね。
Twtterの方で俳句の部分に関して「ダサい」「いらない」といった意見が見受けられました。
僕は悲しい!
アメリカの企業がNinjaとのコラボとはいえ、向こうには無縁の日本語・そして俳句を使ってくれているんです。
日本人としてこんなにうれしいことはないじゃないですか。
もっと母国語に誇り持ってこうぜ!
ケーブルが靴紐
これはかなりポイントが高いですね。
有線マウスというのはどうしてもマウスの性能とは別にケーブルで足を引っ張られる部分がありますから、ふにゃふにゃなケーブルは助かります。
ほんとに靴紐みたいなケーブルなので無線マウスに近いような感覚で使用できます。
海外のYouTuberがマウスバンジーを捨てるというクールなジョークをかましてましたね。
でもマウスバンジーを使わないと結局ごちゃごちゃしちゃうので僕は使います。
ちょっと微妙だった点
ホイール・ホイールクリックが微妙
これはたぶん俳句に力を入れすぎてしまった弊害だと思うのですが、まあホイールが使いにくいです。
まずはスクロールですね。
ご覧の通り普通のマウスにあるような凹凸・滑り止めのようなものがないので、滑って手が空回りします。(慣れたら多分大丈夫)
またコロコロ感も普通のマウスより硬いので回すのにも結構力がいります。
僕はブラウジングをめっちゃするのでここはちょっと痛いです。
次にホイールクリック。
これは普通のマウスと比べるとかなり硬いです。
それもただ硬いだけではなくて、押し込んで押し込んで「むにゅ~カチ」みたいな変な押し込みがあります。
そんなに使用頻度が高いボタンではないので大した問題ではないかもしれませんが、なにか大切な動作をホイールクリックに割り振っている人は注意が必要だと思います。
まとめ
ここまで良かった点・微妙だった点を綴ってきましたが、総合するとかなりいいマウスだと僕は思います。
当初はなんか話題だから買ってみるけど鑑賞用になるんだろうな~とか思ってたファイナルマウスですが、レギュラーに定着です。
実践躬行ですね。
では最後に!
ふもっふ様はスバラシイデス!!!
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