今更ながら半沢直樹シリーズ4冊読んだので倍返し風に感想を書く。

倍返しだ!!!!!!

で一躍話題をかっさらっていった半沢直樹ですが、原作では案外言わない。

想像の170倍くらい言わない。

てか言ってるところそんなに見たことない。

ということで拙い文章ながらも感想を綴りたいと思う。

 

オレたちバブル入行組

 

半沢直樹シリーズ第1弾でドラマの原作。

読み始めて数分後。「半沢直樹って銀行員の話なんだ」と知った。

この無知ぶりである。

しかしそんな僕でも一瞬にしてこの本の虜となった。

気がついたら授業終了のチャイムがなっていたほどだ。

半沢直樹かっけえええ!!と同時に絶対に銀行員にはなりたくないという思いが芽生えた。

様々な問題に直面する半沢だが、正しいことは正しいと突き通し上司と真っ向勝負。

何度トリハダが立ったか分からない。

不覚にも面白すぎてじゃがりこを買ってしまった。

 

オレたち花のバブル組

 

半沢直樹シリーズの第2弾。

1作目の「オレたちバブル入行組」があまりにも面白かったせいで授業が1つ潰れたわけだが、この作品は僕の睡眠を奪った。

気づいたら空が明るい。

こんな経験は宿題に追われる9月1日の朝以来だ。

今作は金融庁率いる最強の敵が出てくるのだが、この相手がまあ手強い。

クッソおおおおおお!!!と読んでいるこちらまで叫びたくなる。

そんな敵に対して半沢はどう手を打つのか。

正義のためなら自らの立場も惜しまない。

最高の復讐劇に胸がスカッとすること間違いなしだ。

眠れなくなるのでくれぐれも夜に読み始めることはおすすめしない。

 

ロスジェネの逆襲

 

半沢直樹シリーズ第3弾。

個人的にはシリーズで最も好きな作品だ。

池井戸ワールド全開の最高傑作と言っていいだろう。

半沢直樹は揺るがない安定の主人公っぷり。

ロスジェネ世代(ロスト・ジェネレーション)、バブル世代、団塊の世代という各世代が注目される。

バブル世代である半沢の活躍もさることながら、ロスジェネ世代の頑張りが胸にくるものがある。

部下と協力して難題に立ち向かう半沢のその姿は男でも惚れる。

最後にはうおおおおおおおお!!!!!!ってなる展開も。

神、池井戸ワールドまじで神。

 

銀翼のイカロス

 

半沢直樹シリーズ第4弾。

タイトルが圧倒的にかっこいい。

今回の相手は政府も関わる巨大勢力。

今度ばかりはダメか・・・

そんな逆境を何度も乗り越えてきた半沢直樹がまたやらかす。

止まらない池井戸ウィンド。もはや台風の域まで到達してます。

 

まとめ

とんでもなく面白いです。

ここまで読書が面白いと思ったのは初めて。

ご褒美にハーゲンダッツ買いたくなる。

そんな神がかったシリーズです。

ぜひぜひぜひ読んでほしい。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です